今回は猛暑に突入する今の季節にぴったりのアイスクリームコーン・ソフトクリームコーンのローフードレシピをご紹介します。ローフードでも何とカリカリの歯応えのあるアイスクリームコーンを作れちゃうんです!以前ご紹介した材料はバナナだけ!バナナアイスクリームや抹茶アイスクリーム、もしくは他のお好みのアイスクリームをスクープして食べるとローとは思えない満足感。まるでアイスクリーム屋さんでアイスクリームを食べている気分を味わえちゃいますよ!それなのにローで卵や乳製品、グルテンも不使用で罪悪感もゼロ!材料はヤングココナッツの実とケルプヌードルがメインだから美容、健康効果まで期待出来ちゃうのも嬉しい限り。お子さんは勿論大人も喜ぶこと間違いなしですよ!
*主な材料に日本では手に入りにくく、高価なヤングココナッツの実を使うため(2017年の時点で)、どちらかと言うと海外在住でヤンクココナッツの実が簡単に手に入り易い方でないと残念ながら値段が高くついてしまうかもしれないので、ご興味のある方はご参考までにご覧になってください。
それでは早速作り方に入りましょう。まずは材料の説明から。このレシピの主原料はヤングココナッツの実。日本ではヤングココナッツの実は手に入りにくく高価ですが、ご参考までにアマゾンのリンクを載せておきますね。
私の住むアメリカ、西海岸では健康食品店でヤングココナッツ自体も勿論ですが、綺麗にあらかじめ下処理されている便利なヤングココナッツの実もフリーザーのセクションで売られているんです。ヤングココナッツの実を割って実を取り出す作業に自身のない方にはオススメですよ。
このレシピにはもう一つ、ケルプヌードルというあまり日本では馴染みのない材料を使います。ケルプヌードルは昆布から作られたローフードでよく使われる麺の代替品。ご参考までにケルプヌードルのアマゾンのリンクとiherbのリンク(iherbの方が価格は安いです)を載せておきますね。
https://jp.iherb.com/pr/Sea-Tangle-Noodle-Company-Kelp-Noodles-12-oz-340-g/38220
見た目はこんな感じでシラタキに似ています。ローではズッキーニなどの野菜を菜麺器で麺状にスライスして麺の代わりによく使いますが、これはローフードで使われる唯一の麺の代替品、加工食品なんです。袋から出したままの状態だとハリと歯応えがあって、どちらかと言うと海ぶどうのような海藻の質感であまり麺の質感ではないので重曹水に浸けて柔らかくしてからお料理に使います。
大きいボウルにケルプヌードルを入れてたっぷりのお湯にひたひたに浸します。
重曹を大さじ1入れてよく混ぜ、麺が柔らかくなるまで約2時間程室温におきます。
麺を手に取ってみて、こんな感じでシラタキのように柔らかくなったら浸水完了。
重曹水をよく洗い流して水切りします。
ケルプヌードルの下準備が出来たら、いよいよアイスクリームコーンの生地作り。ミキサーにヤングココナッツの実(冷凍の物をお使いの場合は解凍する)、ケルプヌードル、メープルシロップ、バニラエッセンス、塩を加えて滑らかな厚ぼったいパテのような生地になるまで攪拌します。
普通のミキサーをお使いで水分が少な過ぎてうまく攪拌できない場合は少量の水を加えて(滑らかに撹拌するのに必要最低限の量だけに留める)撹拌してください。
ディハイドレーター(食品乾燥機)のトレイにメッシュシート、シリコンシートを敷き、スパチュラを使って生地を約5ミリの厚さの円形にのばします。円形の大きさはお好みで調節してください。写真では直径16〜17センチ程度にしてあります。この大きさだとアイスクリームコーン約6つ分になります。
*この時1/8カップ程度生地を残しておいて冷蔵庫で保管しておいてください。これは後々生地をコーン状に丸める時に糊代わりに使います。
トレイをディハイドレーターに入れて46℃で約2時間、生地の表面が乾くまで乾かします。生地の表面が乾いたらトレイを取り出して裏返しにします。裏返しにするには、使っていないディハイドレーターのトレイにメッシュを載せて、生地が載ったトレイの上に被せます。このトレイが2枚重なった状態で、両手でトレイの両側を持ち、天地をひっくり返します。上になったトレイとメッシュを取り除き、シリコンシートを剥がします。これで生地が裏返しになりました。ここでワッフルアイスクリームコーンの様な質感を表面に出すために、使っていないメッシュシートを生地の上に載せてハンコを押す様に表面によく押し付けて凸凹の質感をつけます。ディハイドレーターにトレイを戻して更に1時間程表面を乾燥させます。
生地の表面が乾燥したら、凸凹の面が下になる様に生地を再度ひっくり返します。次にコーンの型を個数分作ります。コーンの型は紙(写真ではコピー用紙を使用)をコーン状に丸めてセロハンテープで留めて、上の余分な長さをハサミで切り落とします。生地の真ん中にコーンの型を置いて生地をコーンの型に沿って丸め、冷蔵庫に取っておいた生の生地を糊代わりに端に塗って成型します。コーンの下の部分にも生の生地を少量入れてアイスクリームが溶けても下から漏れない様に穴を埋めます。
トレイをディハイドレーターに戻して約21時間程、カリカリに乾燥するまで乾かしたらカリカリのローアイスクリームコーンの完成!お好みのアイスクリームをたっぷりスクープしてお愉しみくださいね♪
- 重曹 大さじ1
- たっぷりのお湯
- ヤングココナッツの実(冷凍のものをお使いの場合は解凍する) 2⅓カップ
- ケルプヌードル 1カップ強
- メープルシロップ 大さじ2+小さじ1
- バニラエッセンス(あればノンアルコールのもの)小さじ1¼
- 塩 小さじ1/4
- 大きいボウルにケルプヌードルを入れてたっぷりのお湯にひたひたに浸す。重曹を大さじ1入れてよく混ぜ、麺が柔らかくなるまで約2時間程室温におく。
- 麺を手に取ってみてシラタキのように柔らかくなったら浸水完了。よく洗い流して水切りする。
- ミキサーに全ての材料を加えて滑らかな厚ぼったいパテのような生地になるまで攪拌する。Vitamixをお使いの場合はタンパーも使って撹拌する。普通のミキサーをお使いで水分が少な過ぎてうまく攪拌できない場合は少量の水を加えて(滑らかに撹拌するのに必要最低限の量だけに留める)撹拌する。
- ディハイドレーター(食品乾燥機)のトレイにメッシュシート、シリコンシートを敷き、スパチュラを使って生地を約5ミリの厚さの円形にのばす。円形の大きさはお好みで調節する。写真では直径16〜17センチ程度にしてあり、この大きさだとアイスクリームコーン約6つ分になる。
- *この時1/8カップ程度生地を残しておいて冷蔵庫で保管する。これは後々生地をコーン状に丸める時に糊代わりに使う。
- トレイをディハイドレーターに入れて46℃で約2時間、生地の表面が乾くまで乾かす。
- 生地の表面が乾いたらトレイを取り出して裏返しにする。裏返しにするには、使っていないディハイドレーターのトレイにメッシュを載せて、生地が載ったトレイの上に被せる。このトレイが2枚重なった状態で、両手でトレイの両側を持ち、天地をひっくり返す。上になったトレイとメッシュを取り除き、シリコンシートを剥がす。
- ワッフルアイスクリームコーンの様な質感を表面に出すために、使っていないメッシュシートを生地の上に載せてハンコを押す様に表面によく押し付けて凸凹の質感をつける。ディハイドレーターにトレイを戻して更に1時間程表面を乾燥させる。
- 生地の表面が乾燥したら、凸凹の面が下になる様に生地を再度ひっくり返す。
- コーンの型を個数分作る。コーンの型は紙(写真ではコピー用紙を使用)をコーン状に丸めてセロハンテープで留めて、上の余分な長さをハサミで切り落して作る。
- 生地の真ん中にコーンの型を置いて生地をコーンの型に沿って丸め、冷蔵庫に取っておいた生の生地を糊代わりに端に塗って成型する。コーンの下の部分にも生の生地を少量入れてアイスクリームが溶けても下から漏れない様に穴を埋める。
- トレイをディハイドレーターに戻して約21時間程、カリカリに乾燥するまで乾かす。
保管中にシケてきたらディハイドレーター(食品乾燥機)に入れて46℃でカリカリになるまで再度1〜2時間乾燥させる。
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