自家製サンドライトマトのオイル漬け [ローフード]
著者: 坂田真理子
料理分野: ローフード、ヴィーガン(ビーガン)、グルテンフリー
分量(何人分): 1瓶分(0.5ℓ容量)
- 自家製サンドライトマト、もしくは市販のもの 約 2½カップ弱(瓶に詰めるのに必要な分)
- バジル(ドライ) 大さじ1
- オレガノ(ドライ) 小さじ1½
- 塩 小さじ1/2
- オリーブオイル(出来ればエキストラバージン) 約2カップ(サンドライトマトがヒタヒタに浸るまで必要な量)
- しっかり密閉できるガラス容器を選び、煮沸消毒し、自然乾燥させる。ガラス容器選びの目安としては、約2½カップ分のサンドライトマトに対して、0.5ℓの容量のガラス容器をお使いになると良いでしょう。
- サンドライトマトを底に一層敷き詰めて、バジル、オレガノ、塩をひとつまみずつ振り掛ける。この作業をサンドライトマトが瓶の口から3センチ位下に来るまで繰り返す。
- 最後にオリーブオイルを注ぎ入れる。一番上のサンドライトマトが空気に触れないように、完全にオリーブオイルにヒタヒタに浸かるまでオイルを注ぐ。
- 直射日光の当たらないところで1週間ほど寝かせて完成。寝かせることによってオイルにサンドライトマトとハーブの味が浸透し、更にサンドライトマトもオイルを吸って柔らかくなる。
お使いの市販のサンドライトマトの塩分量はメーカーによって異なるので、塩分量の高いものをお使いでしたら、使う塩の量を調節して下さい。
お好みでハーブの量も調節して下さい。
このサンドライトマトのオイル漬けのレシピからはニンニクを抜いています。ニンニクのような弱酸性の食べ物をオイル漬けにすると、ニンニクがボツリヌス菌の最適な住処になります。ボツリヌス菌は嫌気性細菌のため、オイル漬けの空気の無い環境を好みます。市販のガーリックオリーブオイルはニンニクを酸性に処理してからオイルに味付けしているので安全ですが、自家製のものはそうでないため食中毒を起こす危険性があります。イタリアのご家庭では何世代も問題なくニンニクを使われてきていますが、当ブログでご紹介するレシピは安全性を第一にしていますので、ニンニクを抜かせていただきました。ご了承下さい。
オイル漬けのサンドライトマトが完成してから料理に使う時に、油っぽいサンドライトマトを千切りに切るのが面倒な方は、瓶に詰める前に1センチ位の太さの千切りに切ってから敷き詰めると、後でカットする手間が省けますよ。
残ったオイルはサンドライトマトとハーブの味が染み込んでいるので、取っておいてイタリア料理を作る時に普通のオリーブオイルの代わりに是非使ってみて下さい。
使い始めてからは冷蔵庫で保存する。保存期間:6ヶ月
Recipe by mariko sakata | ローフード、ヴィーガンレシピブログ Mariko Sakata at https://marikosakata.com/jp/homemade-oil-packed-sundried-tomato/
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