新年を迎え、厳しい冷え込みが続いているかと思いますが、皆さん如何お過ごしですか?夏場にローフードを取り入れるのは簡単だったけど、最近本格的に冷え込んできて、続けたいけどどうしていいかわからない。。。なんて思われてる方もいらっしゃるかもしれません。今夜もローフードを取り入れたいけど、何か温かいものが欲しいな〜という時ってよくありますよね?今回はそんな時にお勧めなトマトバジルスープのレシピをご紹介します。ミキサーで撹拌するだけの簡単レシピ!アボカドが入ってクリーミーな仕上がりなので満足感も◎ 48℃以下であればローフードでも温められるので、弱火で43℃位まで温めれば、温かいスープを召し上がれますよ!もしVitamixやBlendtecのようなハイパワーミキサーをお持ちなら、撹拌時間を延長するだけで温められるので、楽チンです。
まずは材料の一つのサンドライトマトを水に戻します。戻し時間は1〜2時間。カラカラに乾いて硬いサンドライトマトが柔らかくなったらレシピに使えます。戻し汁は後でスープに足すので取っておいて下さい。サンドライトマトを水に戻している時間が無い時には、代わりにオイル漬けのものを使うと良いですよ!オイル漬けのサンドライトマトは水に戻す必要が無く、そのまま使えるので15分でスープが完成してしまいます!サンドライトマトはメーカーによって、かなりしょっぱかったり、そうでなかったりと塩加減が異なるので、スープの塩加減をお使いのサンドライトマトに合わせて調節して下さい。
ところでスープの材料の中にアボカドが含まれていますが、皆さんはアボカドの種の取り方と実の取り出し方はご存知ですか?私も日本にいる頃はよく分から ず、適当にやっていましたが、アメリカに来てから教わって、なるほど!と思いました。ローフードでは頻繁に使う食材なので、 ローフードの基礎にアボカドの扱い方を載せておきました。未熟のアボカドを早く熟らす方法、余ったアボカドの保存方法など、あまり知られていない情報が満載なので是非ご参考になさって下さい。
作り方はトッピング用のトマトとバジル、サンドライトマトの戻し汁以外の全ての材料をミキサーに入れて撹拌します。滑らかになったら、スープの質感をチェック。重過ぎたら、サンドライトマトの戻し汁を少しずつ足して、お好みの質感になるまで調節して下さい。これだけでスープの完成です!温めずにこのまま冷静スープとしても召し上がれますよ。
スープを温める場合は、ソースパンかお鍋に移してコンロで加熱しましょう。ごく弱火で掻き混ぜながら温めます。温度計でこまめに温度をチェックして、37℃になったら火を止めて器に移しましょう。37℃と低温で切り上げるのは、火から下ろした後も温度が上がり続け、43℃くらいまで上昇するからです。
ちなみにこのような赤外線放射温度計をお持ちなら、計りたいものの表面にレーザーを当てれば温度がわかるので更に便利ですよ。私もアマゾンでオーダーしたのですが、まだ届いていないので今回は使えませんでした(泣)本格的に長期ローフードを続けられるなら、お勧めなキッチン用品です。
ハイパワーミキサーをお持ちならコンロで加熱せずに、そのままミキサーで撹拌し続けるだけで温められます。VitamixやBlendtecのようなハイパワーミキサーは液体を数分間撹拌し続ければ、激しく沸騰させてしまう程のパワフルなミキサー。材料を撹拌して滑らかなスープになってから、更に2分程回し続けて43℃になるまで温めます。どんどん温度が上昇していくので、こまめにミキサーを止めて温度計でチェックしましょう。赤外線放射温度計があると、いちいちミキサーを止めずにミキサーを回し続けながら温度を簡単に計れるので便利ですよ。43℃になったらミキサーを止めて、直ちに器に移します。
トマトや刻んだバジルでトッピングして出来上がり!高い温度まで温めていないので、冷めないうちに直に召し上がって下さいね。43℃とは言え、食べてみると思ったより温かくて、きっと驚かれますよ!私も初めて温かいロースープを食べた時は、その温かさに「こんなに温かくてもローなんだ?!」とビックリした覚えがあります。
サンドライトマトさえ水に戻しておけば、15分で全部出来てしまう時短スープ!普通の加熱料理のスープよりかなり短時間で出来てしまうので、時間が無い時にお勧め!トマトとバジルの味がリッチでクリーミーなスープ。寒さが厳しいこの時期にピッタリです。サラダを添えるだけでも充分満足度のある食事になりますよ。是非お試し下さい!
- 完熟トマト 4つ
- サンドライトマト 5つ
- バジル 1カップ
- アボカド 1つ
- ニンニク 1片(小さ目のもの)
- オリーブオイル 小さじ2(オイル漬けのサンドライトマトをお使いなら、このオリープオイルは抜く)
- メープルシロップ、もしくはお好みの甘味料 小さじ2
- リンゴ酢 小さじ2
- ガーリックパウダー 小さじ1/4
- オニオンパウダー 小さじ1/4
- 塩 小さじ1/2
- サンドライトマトの戻し汁 適量(オイル漬けのサンドライトマトをお使いなら、水で代用)
- トッピング
- バジル 適量
- トマト(お好みで) 適量
- サンドライトマトを水に戻す。戻し時間は1〜2時間。戻し汁は取っておく。オイル漬けのサンドライトマトをお使いなら、水に戻す必要はありません。
- ミキサーで撹拌し易いように、ざっとトマト、サンドライトマト、バジル、ニンニクをざく切りする。トッピング用のバジルを(トマトもトッピングされるならトマトも)お好みの大きさに切る。
- トッピング用のトマト、バジル、サンドライトマトの戻し汁以外の全ての材料をミキサーに入れて、滑らかになるまで撹拌する。
- スープの質感をチェックする。質感が重過ぎたらサンドライトマトの戻し汁を少しずつ足して撹拌し、お好みの質感になるまで調節する。
- 冷製スープとしていただく場合:器に移してバジルを(トマトもお好みで)飾る。
- 温める場合:ソースパンかお鍋に入れて、ごく弱火で掻き混ぜながら加熱する。温度計で頻繁に温度をチェックし、37℃になったら火を止めて器に移す。バジル(トマトもお好みで)を飾る。
- ハイパワーミキサーをお持ちの方:ミキサーで撹拌して滑らかなスープになった後も、2分程撹拌し続ける。頻繁にミキサーを止めて温度計でチェックして、43℃になったらミキサーを止める。器に移し、バジル(トマトもお好みで)を飾る。
サンドライトマトはメーカーによって、かなりしょっぱかったり、そうでなかったりと塩加減が異なるので、スープの塩加減をお使いのサンドライトマトに合わせて調節して下さい。
スープを温めたら直に冷めないうちに召し上がって下さい。他のお料理もお作りなら、一番最後にスープを加熱すれば、料理を出すタイミングも良いでしょう。
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