今回はカリフラワーのバター風味和えをご紹介させて頂きます。バター風味とは言え、ローフードレシピなので勿論バターは使いません。生のカリフラワーを合えるだけで簡単に出来るので、レシピという程でもありませんが、何かもう一品!という時や、ちょっと小腹がすいた時のスナックに最適。生でカリフラワーを食べるの?と驚かれるかもしれませんが、コリコリした食感がとっても美味しいんですよ!アメリカでは生のカリフラワーやブロッコリーをサラダにトッピングしたり、野菜ディップ用の野菜スティックに入れたりして生で食べる事も多いんです。私も最初は驚きましたが、今では生で食べるのも大好きになりました。
バターや乳製品を使わないのでバター風味を出すには、オリーブオイルとニュートリショナルイーストを組み合わせます。私のローフードの先生にこのコンビネーションを教えて頂いたんですが、色も味も結構似ているんです。他の料理にもバター代わりに使えますよ!ポップコーンに掛けるのもお勧めです!
ところでニュートリショナルイーストをご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、ここで簡単に説明しますね。イーストと名前にありますが、ベーキングに使うイーストとは全くの別物です。ニュートリショナルイーストの代わりにベーキング用のイーストを使ってしまうと、不味くて食べれませんので代用は絶対にしないで下さい。ニュートリショナルイーストは糖蜜に育成して発酵させた酵母。 下の写真のような黄色いフレークか、パウダー状のものが市販されています。
ロー(生)では無いのですが、以下の3つの要因からローフードやヴィーガン料理には欠かせない食材です。
1. ヴィーガンな食生活に必要なビタミンB12を含む食材である
完全菜食主義者にとってのビタミンB12の重要性についてはヴィーガンとローフーディストに必要なビタミンB12をご覧下さい。
2. 栄養価の高さ
ビタミンB群と葉酸などのミネラル、食物繊維が豊富。又、大さじ2杯分には何と6グラムもの完全たんぱく質が含まれています!(ちなみに完全たんぱく質とは全18種の必須アミノ酸を含む完全なたんぱく質の事)
3. チェダーチーズっぽい味
完全菜食主義者のヴィーガンやローフーディストにとってはチーズ味を再現するのに必須な調味料。代用出来る調味料は他にありません。
ニュートリショナルイーストはアメリカの完全菜食主義者の必需品と言っても過言ではありません。ご参考までにアマゾンでも売られているので載せておきます。
では、とっても簡単な作り方をさっと説明します。まずカリフラワーを食べ易い一口大の小房に分けます。
ニュートリショナルイースト、オリーブオイル、レモン汁、水、塩を ボウルで混ぜて、カリフワワーを入れて合えます。
刻んだパセリを飾って出来上がり!生のカリフラワーのコリコリした食感がクセになりますよ。お醤油をかけてバター醤油風味にもアレンジしても美味しいですよ!10分もあれば簡単に出来てしまうので、是非お試し下さい!
- カリフラワー 1株(小房に分けたものを計ると約540g)
- オリーブオイル 大さじ1
- ニュートリショナルイースト 大さじ4½
- 塩 小さじ ¼ + ひとつまみ
- 水 大さじ3
- レモン汁 小さじ1/2
- パセリ(仕上げ用) 適量
- カリフラワーを一口大の小房に分ける。
- 大きめのボウルにオリーブオイル、ニュートリショナルイースト、塩、レモン汁、水大さじ2杯を入れて混ぜる。
- カリフラワーを2に足して合える。残りの水、大さじ1杯分を入れ、カリフラワーが全体的に黄色く染まって、均一に混ざるまで合える。水分が足りなく、均一に混ざり難い場合は必要に応じて水を微量ずつ足す。
- 器に盛り、刻んだパセリを飾る。
お醤油をかけてバター醤油風味にアレンジするのもお勧めです!
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