明けましておめでとうございます!いつもお読みいただき、ありがとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて、今回は基本のチアシードプリンの作り方をご紹介します。チアシードをお好みのナッツミルクかシードミルク(作り方は先週ご紹介しました)、甘味料と混ぜるだけで出来る超簡単レシピ!エネルギー満点で、とっても腹持ちが良いので、忙しい朝の朝食にピッタリ!チアプリンの基本的な作り方を覚えてしまえば、色々とアレンジして、パンプキンチアプリンのように様々なバリエーションも楽しめますよ!
それではチアプリンについて説明しますが、以前のパンプキンチアプリンのレシピでも説明したので、内容が重複しますがご容赦下さい。
チアプリンとは一体どんなプリンかと言うと、チアシードを使って作るプリンなんです。聞き慣れないチアシードとは何でしょう?チアシードは南米原産の小さな種。黒色のものと白色のものと2色ありますが、栄養価は何色であろうと同じです。黒いチアシードの方が一般的に市販されています。
古代マヤ語でチアとは強さという意味、名前はここから由来しています。マヤの兵士達はチアシードを常に持っていて、水とスプーン一杯分のチアシードを混ぜて飲んで、一日中走り回っていたとの事。その凄まじいスタミナからランナーの食べ物として讃えられていた、マヤ文明のスーパーフード。チアは食物繊維、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、鉄分、マグネシウム、カルシウム、タンパク質、ビタミンC、抗酸化物質などが多く含まれています。オメガ3脂肪酸は鮭の8倍、鉄分はほうれん草の3倍、マグネシウムはブロッコリーの15倍、カルシウムは牛乳の5倍、ビタミンCはオレンジの7倍、抗酸化物質はブルーベリーの3倍と、その栄養価は驚異的です。こんなに栄養満点で、腹持ちも良いので、朝食や午後のおやつに最適。又、運動前に食べると運動中に安定したエネルギーを与えてくれ、運動後には筋肉の修復を促進してくれるため、フィットネスの前後に食べるのにももってこいです。
栄養価以外のチアシードの特徴は水分と混ぜると種の一つ一つがジェル化する事。少しわかりずらいかもしれませんが、下の写真のようにジェル化します。一つ一つの種の周りを透明なジェルのような粘膜が囲んでいます。このジェル化の作用を活かして、アーモンドミルクなどのナッツミルクかシードミルクと甘味料と一緒に混ぜて冷蔵庫で数時間置くと、プリンのように固まります。水分とチアシードの割合を変える事によって、質感を硬めにしたり、緩めにしたりと、自在に調節出来ます。
チアプリンに必要な材料は好みのナッツミルクかシードミルク、チアシード、メープルシロップもしくはお好みの甘味料。
全てを小さいボウルに入れてチアシードが塊にならないように、よく掻き混ぜます。混ぜ始めた当初はまだジェル化していないので、こんな感じでチアがまばらに浮いていますが、3〜5分程混ぜるともったりとジェル化してきて、下のミキサーの写真のようにチアシードが均一に浮いているようになります。
手で混ぜるより更に簡単でお勧めな方法はミキサーを使ったやり方。ミキサーに材料を全て放り込んで、低速で撹拌すると数分程でジェル化します!特にカシューナッツミルクを使ってチアプリンを作る場合は、ミキサーでカシューナッツミルクを作ってから、そのまま中にチアシードと甘味料を入れて撹拌してしまいます。この方法なら後片付けも楽チン!カシューナッツミルクはミルクを漉す必要がないので、時間が無い時の味方!ナッツミルクやシードミルクを漉す一手間が面倒な時は、是非カシューナッツミルクで試してみて下さい。
チアがジェル化すると、こんな感じに満遍なくミルクの中に浮いています。
お好みの容器か食器に入れて冷蔵庫で2、3時間から一晩置きます。そのままボウルごと冷蔵庫に入れてしまっても勿論OKですよ。取り出すとこんな感じにフルフルのプリン状になっています。中のチアシードはプチプチした食感。小さいプチプチしたタピオカが入ったプリンみたいで、大人から子供まで楽しめる面白い食感です。
仕上げにお好みのフルーツでトッピングするだけで出来上がり!フルーツと一緒にお好きなナッツや種、ココナッツフレークなどをトッピングしても美味しいですよ!冷蔵庫で三日間持つので、私はいつも多めに作り置きして、トッピングのフルーツを変えて朝食やスナックに食べています。
美容にも健康にもパーフェクトなチアプリンで一日をスタートしてみては如何ですか?朝食のスムージーに飽きてきた時にもピッタリですよ。皆さんが最近はまってるローフードの朝食はありますか?
- お好みのナッツミルクかシードミルク 240 ml
- チアシード 大さじ3
- メープルシロップ、もしくはお好みの甘味料 小さじ1½(甘めがお好きなら小さじ2)
- バニラエッセンス(お好みで) 小さじ1/2
- お好みのフルーツ(トッピング用) 適量
- ボウルに全ての材料を入れて、チアシードがジェル化してもったりした質感になるまで3〜5分程よくかき混ぜる。ミキサーを使う場合は、全ての材料を入れて、低速で数分程撹拌する。チアがジェル化してもったりとした質感に変わってきたら止める。
- お好みの食器か密閉容器に入れて、冷蔵庫で2、3時間から一晩冷やす。
- フルーツでトッピングする。
お好みのフルーツと一緒にお好きなナッツや種、ココナッツフレークなどをトッピングしても美味しいですよ。
保存期間:冷蔵保存で3日間
はじめまして。素敵なレシピの数々に、ワクワクしながら拝見しています。
初めてレシピを実践してみたく、簡単そうだったこちらのチアプリンを作ってみました。
ところがうまくいきませんでした…。
市販のアーモンドミルク(原 材 料:有機アーモンド(スペイン)、有機タピオカスターチ(ブラジル)、
アーモンド香料(フランス)と記載)を使って、甘くしたくなかったので、あとはチアシードのみ、
分量通りに入れてミキサーではなく手で、ホイッパーを使ってボウルの中で混ぜておいたのですが
最初は全体に混ざったように見えたのですが30分くらいたつと、下の方でチアシードが沈んで
いくつかのゲル状の塊になってしまいました。再度混ぜて冷やしましたが変わらず。結局、
全体には液体のままで、そこにボール状のチアシードの塊がいくつか沈んでいる、という
状態です。これは混ぜ方が足りなかったのか、市販のナッツミルクではよくないのか、もしくは
メープルシロップなどを必ず入れないといけないのでしょうか?
何かコツがあればご教示頂けたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
Kyoko55さん、
初めまして。チアプリンのレシピを試してくださり、どうもありがとうございます!
折角作っていただいたのに、うまく固まらなかったようで大変申し訳ないです。
市販のアーモンドミルクでもチアシード大さじ3でゆるく固まるはずなので不思議ですね。
メープルシロップの有無は液体の分量を多くするだけで、固まり方を左右しないので、混ぜ方が足りなかったのか、普通はチアシードに大差はないのですが、もしかしたらお使いのチアシードのジェル化力が弱いのかもしれませんね。
固まらなかったチアプリンがまだ残っていましたら、チアシードを足せば再度固められますよ。大さじ1〜2加えて、もったりするまでしっかり混ぜてください。
再度チアプリンを作られる場合は、レシピ分量より多めのチアシード大さじ4〜5を使ってみてください。手で混ぜる場合はもったりするまで3〜5分程混ぜてください。これでもまだもったりしない場合は更にチアシードを足してください。ですが240ミリの液体に対して恐らくそこまでの量は必要はないと思いますが、お使いのチアの様子をみてください。
これでうまくいくはずなのですが、もしまた固まりませんでしたら、お知らせくださいますか。
お手数をお掛けして大変恐縮です。宜しくお願い致します。
坂田さま
ご丁寧にご教示くださりありがとうございました。
チアシードが固まりにくいのかもしれません。
大さじ1.5くらい増やして再トライしてみましたら、ちょっと固まり過ぎたかもしれませんが、ギッシリ、どっしり、といった感じで今度はしっかり固まりました。
ありがとうございます!
ココナッツクリームもうまく分離させられたので上に乗せて美味しく頂きました。
またいろいろと試してみたいと思います。
素敵なレシピをたくさんご紹介くださっていることに感謝しています!
Kyoko55さん、
今回は固まったようで何よりです。二回も試してくださり、どうもありがとうございます。
大さじ4.5でギッシリ固まったのでしたら、大さじ3.5〜4がトロンとした感じに固まるでしょうから、丁度良いかもしれませんね。
ココナッツクリームと一緒なら更に美味しいですね!
こちらこそチアプリンを何度も試してくださり、どうもありがとうございます。
今後とも宜しくお願い致します。