寒い日が続くとココアが飲みたくなりませんか?私の住んでいるロサンゼルスでもこのところ例年より寒い日が続き、無性に温かいココアが飲みたくなってしまいました。家にアーモンドミルクと先週ご紹介した乳製品不使用!ココナッツミルクのローフード生クリームが残っていたので、早速ローココア作りに挑戦!ローでもほっこり温まるおいしいローホットココアが完成しました。このココアは簡単で時短な上に、ビタミンE、たんぱく質、ミネラルをたっぷり含むアーモンドミルクと、抗酸化物質、鉄分、ミネラルの宝庫のカカオ、抗酸化物質と食物繊維満載のキャロブのパワーで栄養満点で美容、健康効果も抜群!美味しくて体に良いのはローフードの謳い文句みたいなものですよね?
作り方に入る前に日本では聞き慣れない材料、キャロブパウダーについて説明しますね。キャロブはイナゴ豆の事で、キャロブパウダーはイナゴ豆を乾燥させて粉状にしたもの。キャロブは何と四千年も前から人類によって下痢止めやのど飴などに使われてきたんです。味がチョコレートに似ているため、現代ではチョコレートやココアパウダーの代替品としてベーキングによく使われ、チョコレートチップならぬキャロブチップも売られています。キャロブはポリフェノールなどの抗酸化物質、食物繊維が豊富な上に、低脂肪でカフェインフリー。消化も助け、コレステロール値も下げてくれます。又、 元々自然な甘みがあり、普通のチョコレートに比べて糖分がかなり低いため、糖尿病の方でも召し上がれますし、食物繊維と抗酸化物質の力で抗がん効果もある健康食品なんです。ちなみに日本に住むチョコレートが大好きな親友が妊娠、授乳中にカフェインを控えていた時にキャロブを紹介し、キャロブチップを送ってあげていたんです。彼女はキャロブの味を気に入ってしまって、お子さんが授乳を卒業した今でもキャロブチップスを荷物に入れてあげているんです。
一般的に市販されているキャロブにはローストされているものが多く、ローではないのですが、日本ではiherbがローストされていないローカカオパウダーを取り扱っているのでリンクを載せておきますね。
http://jp.iherb.com/Sunfood-Organic-Carob-Powder-Raw-1-lb-454-g/59394
*ローカカオパウダーだけだと、どうしてもカカオの味が強くて普通のココアと言うよりもダークチョコレートのココアっぽくになってしまうので、キャロブを足してカカオの強さを緩和してココアらしい味に仕上げています。キャロブパウダーをお持ちでなければ抜いてください。
では早速ローホットココアを作りましょう!まずはアーモンドミルクを用意します。市販のものでも大丈夫ですが、低温殺菌されているためローではありません。自家製アーモンドミルクは簡単な上に新鮮で市販のものより断然美味しいので是非お試しください。作り方はこちら。
ミキサーに全ての材料を入れて、しっかり混ざるまで撹拌します。出来上がったココアをソースパンかお鍋に入れて、極弱火で常にかき混ぜながら44℃くらいまで温めます。ココアが温まったら火を消し、カップに注ぎ入れ、冷めない内に直ぐにお召し上がりください。
ココナッツミルクの生クリームかココナッツミルクのローフード生クリームをのせて、削ったローチョコレートかカカオパウダーを振り掛けて仕上げればワンランクアップ!クリーミーな生クリームがココアに溶けて更にリッチなココアに。
是非寒さに凍えた体を温かいローホットココアで温めてください!
- アーモンドミルク 720cc
- メープルシロップ 大さじ2+小さじ1/2
- ココナッツオイル(湯煎で溶かしてから計る) 大さじ1
- カカオパウダー 大さじ2
- キャロブパウダー(無ければ抜く) 小さじ1¼
- 塩 ひとつまみ
- 仕上げ用
- ココナッツミルクの生クリームかココナッツミルクのローフード生クリーム(あれば) 適量
- 刻んだローチョコレートかカカオパウダー(あれば) 少々
- アーモンドミルクを用意する。
- ミキサーに全ての材料を入れて、しっかり混ざるまで撹拌する。
- 出来上がったココアをソースパンかお鍋に入れて、極弱火で常にかき混ぜながら44℃くらいまで温める。
- ココアが温まったら火を消し、カップに注ぎ入れる。お好みでココナッツミルクの生クリームかココナッツミルクのローフード生クリームをのせて、削ったローチョコレートかカカオパウダーを飾る。冷めない内に直ぐにお召し上がりください。
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