今月はメキシカン・ローフード三昧。先々週はメキシカン・パクチーライムライス、先週はナチョスチーズソースをご紹介しましたが、今回はいよいよローフードタコス!タコスの皮の代わりにレタスの葉を使う、レタスのタコスのレシピをご紹介します。レタスの葉を皮に使うタコスだからヘルシーでライトな一品に見えますが、挽き肉の代わりに使うパンチの効いたタコス味のくるみのタコミートで食べ応えも充分!メキシコ料理の超定番サルサ、ピコデガヨとナチョスチーズソースのトッピング以外にもメキシカン・パクチーライムライスやアボカドのスライスかワカモレをトッピングすれば更にボリュームアップ。ブランチや夕食をしっかり食べたい時にオススメ!くるみのタコミートを多めに作っておけば、残りをタコサラダやタコライスにアレンジ出来て一石二鳥。
タコスミートに使うくるみはビタミンE、オメガ3系脂肪酸、オメガ6系脂肪酸、抗酸化物質、たんぱく質がたっぷり。ピコデガヨとレタスと合わせてビタミンB群、C、リコピン、カロチン、マグネシウムやカリウムなどのミネラル、食物繊維も豊富で、タコスなのにとってもヘルシー!でも味はしっかりタコス味で満足間違いなし!
それではタコス作りに入りましょう!まずはロータコスに欠かせないくるみのタコミートの作り方から。ディハイドレーター(食品乾燥機)をお持ちの方はくるみを6〜8時間浸水してから、よく洗い流して水切りし、ディハイドレーターで46℃で約18時間、くるみが完全に乾くまでカラカラに乾燥させます。ディハイドレーターをお持ちでない方はローでは無くなりますが、くるみをフライパンで香ばしい香りがするまで乾煎りしてから冷ましてください。
レシピに使うサンドライトマトを水に戻し、粗みじん切りにします。フードプロセッサーにタコミートの材料を入れて、くるみが挽肉くらいの大きさの粒になるまでガッガッと小刻みに撹拌します。これでタコミートの完成!*くるみが手元にない場合は他のナッツや種でも代用可能。私もくるみを切らしている時はひまわりの種で作ることもよくあります。
次にメキシコ料理の超定番サルサの一つ、ピコデガヨを作ります。ピコデガヨはそのままコーンチップスと食べたり、タコスやタコサラダにトッピングしたり、ブリトーに入れたりと、何にでも使える万能サルサ。トマト、タマネギ、ニンニク、パクチーを刻んでライムかレモン汁と混ぜるだけと超簡単!トマト、玉ねぎ、にんにく、パクチーをみじん切りにして、塩とライムの果汁を加えて合えます。ハラペーニョがあれば、ハラペーニョのみじん切りをお好みで加えても。これでピコデガヨの出来上がり。
さあ、あとはレタスの葉を洗って水切りし、お皿に並べたら、中身を入れていきましょう。くるみのタコミートを入れ、その上にピコデガヨをトッピングします。メキシカン・パクチーライムライスの作り置きがあれば、ライスを一番最初にのせてからタコミート、ピコデガヨをのせると良いですよ。この上にお好みでアボカドのスライスやワカモレをのせても美味!私はワカモレが大好きなので、手元に熟れたアボカドがあれば必ずワカモレもトッピングしちゃいます。仕上げにナチョスチーズソースがあれば、ナチョスチーズソースを掛けて完成!レタスの代わりにキャベツの葉を使っても美味しいですよ。特に紫キャベツの葉を使うと色合いも綺麗!簡単に作れるので是非ロータコスディナーやローフードタコパーティーに!
来週は今までご紹介したメキシカン・パクチーライムライス、くるみのタコミート、ピコデガヨを使ったボリューム満点のタコサラダ!乞うご期待!
- くるみ(無ければ他のナッツや種でも代用可能) 2⅓カップ
- サンドライトマト 6個
- ニンニク 1片
- オニオンパウダー 小さじ2
- クミン 大さじ1+小さじ1
- チリパウダー(無塩のもの) 小さじ2
- 塩 小さじ1/2
- グルテンフリーのたまり醤油か生醤油 大さじ1
- レモン汁 小さじ1
- メープルシロップ 小さじ2
- 完熟トマト 2個
- 紫タマネギ、もしくはタマネギ 1/2個
- ニンニク 1片(小さめのもの)
- パクチー 1/4カップ(軽く詰めて)
- ライムかレモンの果汁 1個分
- 塩 少々
- ハラペーニョ(お好みで) 1/2個
- レタスの葉(キャベツの葉でも代用可能) 約9枚
- ナチョスチーズソース 適量
- アボカドのスライスかワカモレ(お好みで) 適量
- ディハイドレーター(食品乾燥機)をお持ちの方:くるみを6〜8時間浸水し、よく洗い流して水切りする。トレイに広げて46℃で約18時間、完全に乾くまでカラカラに乾燥させる
- ディハイドレーターをお持ちでない方(ローでは無くなります):くるみをフライパンで香ばしい香りがするまで乾煎りしてから冷ます。
- サンドライトマトを水に戻し、粗みじん切りにする。
- フードプロセッサーにタコミートの材料を入れて、くるみが挽肉くらいの大きさの粒になるまでガッガッと小刻みに撹拌する。*タコミートをフードフロセッサーで撹拌しすぎるとペースト状になってしまいます。くるみが挽肉に見えるくらいの大きさになるまでガッガッと小刻みに撹拌し、手で触るとポロポロッと崩れる状態になったら止めてください。
- トマト、タマネギ、ニンニク、パクチーをみじん切りにする。ハラペーニョをお使いの場合はハラペーニョも同様にみじん切りにする。
- 塩とライムかレモンの果汁を加えて軽く混ぜる。
- レタスの葉を洗って水切りし、お皿に並べる。
- くるみのタコミートをのせる。レタスの葉の大きさにもよりますが、大体1枚に対して大さじ1.5〜2くらいのせる。タコミートの上にピコデガヨをトッピングし、お好みでアボカドのスライスかワカモレをのせる。仕上げにナチョスチーズソースを掛ける。
塩入りのチリパウダーをお使いの場合はタコミートの塩の量を調整してください。
くるみのタコミートを多めに作っておけば、タコサラダやタコライスにアレンジ出来るのでオススメ。
くるみのタコミートは密閉容器に入れて冷蔵保存してください。冷蔵保存で5日間持ちます。
メキシカン・パクチーライムライスの作り置きがあれば、是非このタコスにお使いください。ボリュームも更にアップしますよ!メキシカン・パクチーライムライスも使う場合は、レタスの葉にライス、タコミート、ピコデガヨの順にのせてください。
レタスの代わりにキャベツの葉を使っても美味。特に紫キャベツの葉を使うと色合いも綺麗!