今回はカレー味好きにオススメな亜麻仁の種(フラックスシード)のカレーせんべいのローフードレシピをご紹介します。私の大好きなカレーせんべいをローフラックスクラッカーで薄焼きカレーせんべい風に作ってみました。作り方はとっても簡単!ジェル化した亜麻仁の種を味付けしてディハイドレーター(食品乾燥機)で乾燥させるだけ。ディハイドレーターをお持ちでなくてもオーブンで代用可能なのでご心配なく(ローでは無くなりますのでご了承ください)。亜麻仁の種はオメガ3系脂肪酸、リグナン、食物繊維が豊富(亜麻仁の種に関して詳しくはこちらををご覧下さい)。味付けのカレー粉の抗がん作用と抗菌作用、抗炎症作用とニュートリショナルイーストのビタミンB12を含むビタミンB群も加わってアンチエイジング、美容、健康効果も◎ ローでもヘルシーなカチカチの堅焼き薄焼きカレーせんべいを楽しめるんです。
それではローカレーせんべい作りに入りましょう。まずは亜麻仁の種を浸水してジェル化させます(亜麻仁の種のジェル化の作用に関して詳しくはこちらをご覧ください)。写真ではカレー色に統一するためにゴールデン・フラックスシードを使っていますが、亜麻仁の種なら何でも大丈夫です。ボウルに亜麻仁の種と水を入れ、よくかき混ぜてから30分〜1時間置きます。種が水を完全に吸ったらジェル化完了です。
亜麻仁の種がジェル化したらカレー粉などの調味料を加えてよくかき混ぜます。
こんな感じに均一に混ざったらディハイドレーターかオーブンへ。
ディハイドレーターをお持ちの方はトレイにメッシュシートを載せ、その上にシリコンシートを敷きます。ヘラやスパチュラを使って生地を3mm程度の厚さの円形に薄くのばします。大きさはお好みの大きさでOK。
一つ一つおせんべい大にのばす作業は結構時間が掛かるので、時間の無い時はこのようにトレイ一面にのばしてクラッカーにしてしまってもOK。シリコンシートの端に隙間を少し残してトレイ一面にのばし、後で割りやすいように軽く切り目を入れます。この方法なら時間短縮できる上に味も勿論変わりません。私も時間が無い時はクラッカーにしてしまいます。
ディハイドレーターの温度を46℃に設定し、カチカチに乾燥するまで2日間乾燥させます(このカレーせんべいはスパイスがたくさん入っているため、カチカチに乾燥させるまで通常のフラックスクラッカーより時間が掛かります)。乾燥し始めてから数時間後に生地の表面が乾いたら、裏返しにします。裏返しにするには、使っていないディハイドレーターのトレイにメッシュを載せて、生地がのったトレイの上に被せます。このトレイが2枚重なった状態で、両手でトレイの両側を持ち、天地をひっくり返します。上になったトレイとメッシュを取り除き、シリコンシートを剥がします。これで生地が裏返しになりました。ディハイドレーター(食品乾燥機)に戻し、
こんな感じに完全にカチカチに乾燥するまで乾かしたら完成!スパイスがびっしり詰まっているので、堅い歯ごたえに仕上がりになります。
ディハイドレーター(食品乾燥機)をお持ちでない方はオーブンをお使いいただけます。ただし、ローでは無くなりますのでご了承ください。オーブンを175℃で予熱します。天板にパーチメントペーパーを敷き、その上に生地を薄く円形にのばしていきます。ヘラやスパチュラを使ってお好みの大きさにかたどり、厚さは2mm程にします。
オーブンに入れて完全に乾燥するまで約1時間焼きます。途中、おせんべいがかなり乾燥してパーチメントペーパーを剥がせそうになったら、おせんべいを割らないように丁寧にパーチメントペーパーを剥がして下さい。うまく剥がれないようなら乾燥が足りないので、もう少し乾くまで待ちましょう。パーチメントペーパーを剥がしたら、おせんべいをひっくり返して更に焼きます。カラカラに乾いたら味見して乾燥加減をチェックし、全体的にかなり乾いているけれど少し柔かいかな?という感じだったらオーブンから取り出して冷まします。冷めておせんべいが硬くなったら完成!
ちなみに亜麻仁の種の殻は硬めなので、よく噛んで粉々にして食べないと、種がそのまま消化されずに排出されてしまいます。せっかくの高い栄養素を摂取するためにもよく噛んでお召し上がりください。又、乾燥した食べ物は体内の水分を吸い取ってしまうので、水分も一緒に摂ってくださいね!
それでは亜麻仁の種のカレーせんべいをヘルシーな3時のおやつに是非!
- 亜麻仁の種(フラックスシード) 1¾カップ
- 水 360cc
- カレー粉 大さじ2
- ニュートリショナルイースト 大さじ5
- オニオンパウダー 小さじ1/2
- ガーリックパウダー 小さじ1/8
- 昆布パウダー 小さじ1/8
- グルテンフリー溜まり醤油、もしくは生醤油 大さじ2+小さじ1
- メープルシロップ 大さじ1+小さじ1
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩 小さじ3/4
- ボウルにフラックスシードと水を入れ、よくかき混ぜてから30分〜1時間置く。種が水を全部吸ったら、ジェル化完了。
- 残りの全ての材料を加えてよくかき混ぜる。
- ディハイドレーターのトレイにメッシュシートを載せ、その上にシリコンシートを敷く。
- ヘラやスパチュラを使って生地をお好みの大きさに一つ一つ円形にのばしていく。厚さは3mm程度にする。この作業は結構時間が掛かるので、時間の無い時は端に隙間を少し残ながらトレイ一面に生地をのばし、後で割りやすいように軽く切り目を入れるやり方でもOK。
- ディハイドレーターの温度を46℃に設定し、完全に乾燥するまで約2日間乾燥させる。乾燥し始めてから数時間後に生地の表面が乾いたら、裏返しにする。裏返しにするには、使っていないディハイドレーターのトレイにメッシュを載せて、生地がのったトレイの上に被せる。このトレイが2枚重なった状態で、両手でトレイの両側を持ち、天地をひっくり返す。上になったトレイとメッシュを取り除き、シリコンシートを剥がす。これで生地は裏返しに。
- ディハイドレーター(食品乾燥機)に戻し、カチカチに完全に乾燥するまで乾かしたら完成。
- オーブンを175℃で予熱する。
- 天板にパーチメントペーパーを敷き、その上に生地を薄く円形にのばしていく。ヘラやスパチュラを使ってお好みの大きさにかたどり、厚さは2mm程にする。
- オーブンに入れて完全に乾燥するまで約1時間焼く。
- 途中、おせんべいがかなり乾燥して、パーチメントペーパーを剥がせそうになったら、おせんべいを割らないように丁寧にパーチメントペーパーを剥がす。うまく剥がれないようなら乾燥が足りないので、もう少し乾くまで待つと良い。パーチメントペーパーを剥がしたら、おせんべいをひっくり返して更に焼く。
- カラカラに乾いたら味見して乾燥加減をチェックする。全体的にかなり乾いているけれどほんの少しだけ柔かいかな?という感じだったらオーブンから取り出して冷ます。冷めておせんべいが硬くなったら完成。
ご参考までに、直径約4センチの大きさに作っていくと約30枚分出来上がります。
保存期間:約2ヶ月(密閉容器で保存)
シケてきたらディハイドレーター(食品乾燥機)に入れて1、2時間乾燥させればパリパリに戻ります。
亜麻仁の種の殻は硬めなので、よく噛んで粉々にして食べないと、種がそのまま消化されずに排出されてしまいます。せっかくの高い栄養素を摂取するためにもよく噛んでお召し上がりください。又、乾燥した食べ物は体内の水分を吸い取ってしまうので、水分も一緒にたっぷり摂ってください。